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訪問看護求人|働きやすさのチェックポイント

訪問看護の転職先や求人をお探しの方へ、訪問看護での働きやすさの5つのチェックポイントをご紹介します。面接時や説明会の際に遠慮なく質問してみてください。

チェックポイント①【オンコール当番の際、社用車で訪問できるか】

 訪問看護でオンコール当番を行う際、患者さんの容態悪化やお亡くなりになった場合など、夜間でも患者宅を緊急訪問する場合があります。その際、自宅から事業所へ出勤してから社用車に乗り換えて訪問となれば、看護師の睡眠時間は通勤時間の分だけ短くなってしまいます。また自家用車での訪問も対応を求められる事業所も少なくないようで、万が一の交通事故の責任や任意保険の利用などで課題が残ります。
そこで働きやすい訪問看護ステーションのチェックポイント1つ目としては、訪問車両は社用車がしっかり用意され、かつ自宅そばに駐車場が用意されるかどうかを確認しましょう。23区内ですと自転車訪問が主の事業所も多いようですが、真夜中に自転車で移動するのも防犯上不安が残ります。23区内においても夜間オンコール時に社用車訪問がスムーズにできる事業所であるかどうかをしっかり確認しましょう。

チェックポイント②【時間外労働は適切に計算されているか】

 中小零細企業運営が多い訪問看護ステーションですが、時間外や深夜労働等、適切な労務管理が行われているかしっかり確認することが大切です。たとえばオンコール対応で夜間に緊急訪問する場合など、22時以降は深夜労働の時間外計算が適切に行われているかどうかの確認は必須です。勤務時間帯に関わらず、1訪問○○円とシンプルな手当や報酬設定をしているところも少なくありませんので、説明会や面接時にチェックしてください。

チェックポイント③【研修体制はしっかりしているか】

 入社していきなり即戦力と期待されて困る事もあります。訪問看護はご利用者が病気や障害があっても自分らしい人生の過ごし方を送る応援をする仕事なので、ご利用者が10名いれば、10通りの答があり、一つとして同じやり方が通用できません。しっかり現場で判断できるよう時間をかけて教育が受けられる環境があることが、安心して働ける環境の重要な要素の一つになってきます。研修の有無だけではなく、研修の中身やどのような先輩ナースが指導してくれるのか、指導者の資質や持っている資格も確認してみましょう。

チェックポイント④【ICTは進んでいるか】
 電子カルテが導入されず、紙カルテのままで運営されている訪問看護ステーションもまだ多くあります。夜間や休日などでオンコール当番を行う際、自分の担当患者以外からも緊急コールが入る可能性がありますが、全員のカルテを持ちだすわけにもいかないので、やはり電子カルテが導入され、かつクラウド式の電子カルテであることが望ましいでしょう。その会社が必要情報に簡単にアクセスできるシステムにしっかり投資できているかどうかを確認しましょう。

チェックポイント⑤【常勤比率80%以上か】

 好条件であればあるほどしっかり確認していただきたいのが常勤比率です。常勤が2人しかいない事業所に、あなたが入社すると3人でオンコールを行う事になります。つまり3日ごとにオンコール当番が回ってくるのです。 夜間オンコール体制が何人で行われているのか、しっかり尋ねてみましょう。

以上5つのチェックポイントを紹介させていただきました。看護師のみなさん、良い転職活動になりますよう是非ともご参考ください。