Skill Up
学べる
成長できる
環境。
資格を取りたい、スキルアップしたい
楓の風は学べる・成長できる環境を整備しており、
一人ひとりの研究視点での探究力を高めることに取り組んでおります。
社内でキャリアアップ
楓の風では、これからの数年に関東圏において訪問看護事業所を50か所、500人の看護師体制をつくり、年間看取り5000人体制成長させる計画の真っ最中です。数年のスタッフ経験の後、事業所所長として管理職となり、その後エリアマネージャーや教育担当、スーパーバイザーなど、楓の風の先進在宅ホスピスケアで各種リーダーとして活躍していただくことを期待しております。もちろんそれに見合った報酬が得られるのも働く者の喜びです。
在宅看護経験を積んで病院へ
人口構成の変化、疾病構造の変化、医療費膨張への対策の中で、日本の医療体制は大きく変化しています。これまで病院中心であった医療は、地域、在宅へと大きくシフトしています。この背景の中で在宅看護の経験や能力は世の中の大きな期待を集めています。 例えば、大病院においても退院調整は大きな課題で、在院期間を短縮させ、患者をスムーズに在宅療養へ切り替えるためにも、在宅看護経験のある看護師が重宝されて、訪問看護で経験を積んだ後、大病院の退院調整室へのキャリアップをする事例などがあります。
人としての成長
ある看護師は楓の風に入職し、訪問看護師として活躍し、その後大規模ステーションの副所長、小規模ステーションの所長、そして大規模ステーションの所長とキャリアを発展させました。ステーションを利用する方々やスタッフを「自分が守る」という責任感と判断力、実行力が身につきます。スタッフと喜びや悲しみを共有し、チームと共に成長しながら看護を深めることが出来ます。外部機関と連携する機会が多くなり、たくさんの方々とお話しすることで自分の世界を広げるチャンスになります。このように所長という立場が自分自身を育ててくれます。もっと自分を高めたい方には、是非、所長として経験を積むことをお勧めします。
独立起業を目指す
近年訪問看護ステーション経験看護師や管理者経験者の独立開業が増えています。将来は、自分のステーションを持ちたい、経営者として地域に貢献したい、そんなキャリアアップの形を目指すことも可能です。開業を目指す方には、経営者として必要なスキルを身につけられるよう応援します。会社の設立や資金調達、職員の集め方なども指導します。開業後は研修や研究など、楓の風と連携して更なる成長を目指すことも可能です。
日常の業務を学び・成長とするSECIモデルによる運営
訪問看護で必要とする知識・技術は、教科書に書かれたことを身に着けるだけでは十分ではありません。本当の学びは実は訪問看護の実践活動の中にあります。実践活動での経験を次の訪問へと生かすことが何よりの学びであり、成長です。楓の風ではこれをSECIモデルという運営方法を用いて、実践からの学びとさらなる創造を日々行っております。 SECIモデルとは、今日の訪問の中で、利用者との対峙の中で得た経験や思いを、帰社後仲間に語り共有し、仲間からもこの思いにまつわる経験や思いを聞きます。更にその思いや経験を裏付けるデータや研究報告なども持ち寄り、ケアのアイデアを皆で話し合います。担当者はそのアイデアを次の訪問で行えるよう計画し、その計画に基づき次の訪問でケアを提供します。次のケアの場でも、また新たな知見を得、それを持ち帰り仲間と協議するというプロセスを繰り返します。このサイクルを繰り返しスパイラルアップすることにより、新たな知を生み、一人ひとりのケアの質を向上させ、一人ひとりの看護師の成長につながるという方法です このSECIモデルによる学びの特徴は、「一人で」みなではなく「皆で」というところにあります。スタッフ皆で話し合う、皆で考えるということが「一人」では成し得ないクリエーティビティ力を持ち、またチームの力を高め、良いチーム作りにも貢献しています。
新たな知識や技術を得る機会
楓の風の中には、看護師だけでなく、医師、社会福祉士、介護福祉士、理学療法士など多様な専門職がおります。看護師だけで考えるのではなく、必要な時に必要な専門職に助言を求められる環境が豊富にあります。 現在楓の風には、緩和ケア認定看護師(8人)がん性疼痛認定看護師(2名)精神科認定看護師(1名)皮膚排泄認定看護師(1名)の認定看護師がおり、また呼吸管理療法士やリンパマッサージ資格、アロママッサージの国際資格を持つものが在籍していますので、必要な時にタイムリーにスーパーバイズを得ることができます。
緩和医療の学習
ELNEC-J研修を社内で開催
ELNEC-Jとは、緩和医療学会が主催するエンドオブライフケアの基本となる研修で、 全世界で受講が奨励されている研修です。楓の風では、社内に本研修講師資格を持つ看護師が4名在籍しており、彼らを講師として、年2回の研修開催を行っております。現在職員の40%が受講を済ませており、全職員の受講を目指しております。修了者には緩和医療学会からの修了証は授与されます。
各種社内セミナー
日常的な学びの環境の他にも、年間6回の招聘講師による社内セミナーを開催しています。緩和医療の最新知識、在宅療養者に利用できる社会保障など訪問看護師としての実践にすぐ活かせる、タイムリーでフレッシュなセミナーを開催しています。看護師としてのスキルアップ、知識の向上に活用してください。
外部研修受講支援・学会参加支援
外部研修への参加も奨励しております。精神科看護経験のない看護師は、全員精神科訪問看護算定要件研修を法人負担で受講しています。また、最近需要の高い痰吸引指導者養成研修も同様です。他にも個別の受講希望に対しても受講費補助を行っております。 学会参加にも力を入れています。学会にて発表をする場合は、参加費、旅費宿泊費を全面的に会社が支援します。これまで緩和医療学会、在宅医学会、日本ホスピス在宅ケア研究会、在宅看護学会、その他様々な学会に於いて研究発表を行ってきています。また国際学会への参加支援も行っており、2015年には韓国で行われた国際学会へ参加、発表してきました。もちろん学会参加や渡航費用は法人が支援しています。
海外研修
カナダ、ドイツ、オーストラリア、イギリスなど、海外の研修、視察への派遣を行っています。海外の先進的な取組を学び、楓の風での実践に役立てるとともに、自分自身の見聞を広げ、より高い能力の看護師へと成長を遂げて下さい。全額法人が支援しています。
看護研究支援
楓の風では在宅領域における看護研究を大学看護学部と連携し、応援しています。現場での実践から生まれる知恵をエビデンスのある汎用性の高い共通知としていくためには、自分達の看護を科学的に見直すことが重要です。これはケアの内容だけでなく、書類作成や業務運0営においても言えます。楓の風では自分達の実践を改善していく方法として、またそれを広めるためにも、一人ひとりの研究視点での探究力を高めることに取り組んでおります。 2016年より特に本年からは、昭和大学保健医療学部看護学科の在宅看護の教授である富田先生を顧問として、各自の研究テーマの決定から完成まで、月2回の継続的な指導が受けられる体制を整え、更に研究活動を活発化しています。